スウェーデンボルグの人生訓

スウェーデンボルグの人生訓

1.神のことばをよく読み、熟考すること。

2.天の配剤に満足すること。

3.正しい行いをするよう気をつけ、良心を清く保つこと。

4.自分の仕事を誠意をもって果たし、すべてにおいて自分を社会に役立てること (遺稿)

善い生活

 神を信じ、善い生活をする人はすべて救われる。(『神の摂理』325)

あたかも自分から

1.自分からではなく、神から、悪を罪として避け、善をなすのでなければ、だれも悪を罪として避け、神の前で善をなすことはできない。

2.(しかし)われわれは、あたかも自分で(sicut a se)そうするように、悪を罪として避け、悪と戦わなくてはならない。(『真のキリスト教』330)

外面的善と内面的善

 悪と戦わずに善をなすことは、ただ外面的に善をなすにすぎない。しかし悪と戦い、善をなすことは、内面的に善をなすことである。人は戦いによらなければ霊的にならない。(『最後の審判(遺稿)』350)

再生の必要性

 人は天界に行くために生まれている。しかし霊的にならなければ天界に入ることはできない。そして、それはただ再生によって可能になる。(『真のキリスト教』574)

ただ悪を避けよ

 「永遠のいのちを得るにはどのような善い行いをしなくてはならないのだろうか」と自分で考えるのはやめなさい。ただ、悪は罪であるから避けなさい。そして主に頼りなさい。そうすれば、主はあなたを教え導かれるであろう。(『黙示録講解』979)

終わりなき再生

 この世での再生は、その人のいのちの終わりなき完成のための土台にすぎない。よい人生を送った人は、来世において完成を経験する。(『天界の秘義』9334)

 

➡スウェーデンボルグの著作から(詳細版)「神」へ